歯列矯正インビザライン体験談

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今回は歯列矯正のインビザラインについて体験談をご紹介したいと思います。自分がインビザラインを提案されたときあまり情報がなかったので、興味がある方のご参考になれば幸いです!

この記事は以下のような人におすすめ!

  • インビザラインに興味を持っている人
  • 歯列矯正を検討している人

インビザラインとは

インビザラインは、歯列矯正の方法のひとつで透明のマウスピースを装着して矯正します。

費用は、70万~100万円です。矯正する期間によって差異があります。

この費用は医療保険が効かないので、自費で支払います。そのため、インビザラインの治療を始めた場合は、しっかり確定申告で医療費申請をしましょう!

5年間の補償があり、5年以内であれば追加の矯正などでさらにマウスピースが必要になった場合も、追加料金はかからないとのことでした。

ただし、定期的な歯医者さんでのチェックではその歯医者さんに応じた診療費が別途かかります。

私の場合は、初めは前歯負傷による前歯の矯正でしたが、歯医者さんに総合的に判断してもらい、せっかくなので嚙み合わせなども考慮し、もともと並びがよくなかった歯も自然な歯列になるよう矯正することになりました。モデルさんのような口元にするために歯を数本抜くというプランも紹介されましたが、モデルではないし、健康な歯を抜くのは嫌だったので、あくまで自然な歯列にすることを目的として、インビザラインを始めました。

透明なので目立ちにくいことはメリットですが、常にマウスピースを装着しているので、気軽にモノを食べられないデメリットがあります。

どのような施術が行われるか

最近の技術はすごいなぁと思わざるを得なかったのですが、3Dプリンターで歯型を取り、そこから必要な枚数の段階を踏んだマウスピースが生成されます。生成はさすがに瞬時ではなく、歯医者からインビザライン社に発注する形で2週間程度の時間がかかりました。

矯正するので歯を動かすマウスピースをしっかり固定するため、歯に引っ掛かり(アタッチメント)を付けられます。マウスピースにもそれ用のくぼみができており、歯とぴったり付くようになっています。

透明で目立たないのは良いのですが、あまりにピッタリ付くので初めのころは装着と外すときに難儀します。歯医者さんでもベテランの先生は実に心地よく取ったり外したりしますが、助手の方などがやるとなかなか取れなかったり、かなりの痛みを伴うこともあります。

私が最もつらかったのは、初期のころに少し歯を削られたことです。歯列を整えるので、もともと歯が収まっていなかった部分の歯と歯の間を削られるのですが、これが時々歯茎まで到達することもあり、涙を流しながら耐えました。これは施術する歯科医の技量にもよるのかもしれません。

矯正用マウスピースは1日20時間以上装着することを求められます。そのため、基本的に食事の時以外は付けている状態です。

どのくらいの期間付け続けるのか

あくまで私の場合ですが、先生によるととても順調に矯正できたとのことでしたが、丸1年矯正用のマウスピースを付けました。途中で調整することもなく、初めに作成されたものを順番に付け続けました。

負傷して不格好に曲がった前歯は、以前よりもきれいな位置に収まりました。

また、私はもともと出っ歯だったのですが、それもやや緩和され、自分で見ても横顔が以前よりすっきりしたと思います。

前歯を負傷した時は本当に死ぬかと思うほど痛かったですが、結果的に歯自体は無事で(ちょっと欠けましたが)、歯並びも良くなったのでお金はかかりましたが、とりあえず良かったと思っています。

私は歯列矯正について知識があまりなかったのですが、矯正期間が終わった後、リテーナーというマウスピースを装着する必要があります。

これは、せっかく動かした歯たちが元に戻ろうとするので、それを抑えるためにつけるマウスピースだそうです。

リテーナーは、矯正用のマウスピースほど長時間つける必要はないとのことですが、やはり少し時間をあけて付けると若干違和感があるので(戻ろうとしている歯があるということらしいです)、なのでできるだけ装着していたほうがよいとのことです。

で、こちらのリテーナー装着期間は短くても1年とのことでした。その後も夜だけとかつけたほうがよいとのお話でした。

現在の状況

現在、私はリテーナー3か月目くらいなのですが、矯正してた頃よりは違和感もなく痛みもなく、比較的快適な日々が過ごせています。

ですが、正直リテーナーを今後もしばらく数年付け続けなければいけないことを考えると長いなぁと思ってしまいます。もちろん、せっかく整った歯列が元に戻ってしまうのは辛すぎるので、真面目に続けるつもりではいます。

インビザラインで困ることは、やはり会食などで食べる前に確実に外す必要があるということでしょうか。うっかり外し忘れることもしばしばで、外す姿はかなり醜悪なので、なかなか人前ではできません。家族は慣れているので大丈夫ですが。

今まではコロナだったので、そもそも人と会わない期間に矯正ができたのはいいタイミングだったと思いました。が、これからは外出も増えるので、付けたり外したりが少々面倒だなと感じることもあります。

また、リテーナーは同じものを長期間付け続けるので、クリーナーも別途必要です。

まとめ

歯列矯正というと子どもが小さい時にやるもの、美容のためにお金のある人がやるものとの認識でしたが、私のように大人になって負傷してやむを得ずという人もいるかもしれません。そのとき、高いお金を出してどれほどの効果があるのかというのが不安だと思うので、こちらを読んでいただき、少しでもご参考になったなら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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