小説「汝、星の如く」をaudibleで聴いてみた

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UnsplashEmma Simpsonが撮影した写真
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2023年の本屋大賞に選ばれた凪良 ゆう氏の小説「汝、星の如く」を
ウォーキング中にaudibleで聴いた体験談です。
作品のネタバレはありません。

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 小説「汝、星の如く」に興味がある人
  • audibleに興味がある人

なぜ聴いたのか

朝日新聞で凪良 ゆう氏の小説「汝、星の如く」が2023年の本屋大賞に選ばれた、
という記事を見て、作家さんの思いを知り、そして書店員さん激推しという熱い本を私も読んでみたい!
と思ったことがきっかけです。
と言ってもなかなか本を読む時間がなく、小説もここ最近読んでなく、
ウォーキングのお供のaudibleで検索してみたら、なんと出てきたので、すぐ聴き始めた、という流れです。

人の声でストーリーを追う没入感

歩きながら、プロの読み手により物語の世界に誘われる不思議な感覚があり、
普段歩いている近所の景色が、一気に小説の舞台にワープするような没入感があります。
Audible全体的にそうなのですが、読むスピードは比較的ゆっくり目なので、
先が気になり再生スピードを速めたい衝動に駆られましたが、
読み手はプロなので、きっとこのスピードがベストであると信じてこの小説は
1.0倍速で聴きました。

聴きながらバシバシ感情移入しているので、
歩きながらニヤニヤしたり、うんうんと頷いたり、「え」と声が出てしまったり、
傍から見ると怪しさ満点だったと思います。

私は自分ルールでウォーキングのときしかaudibleを聴かなかったのですが、
この小説は先が気になりすぎて、あっさりルールを破ってお風呂の時間なども聴いてました。

読み手の方の声が途絶えた章の間などの静寂タイムに、
自分の脳内で、自分の経験と照らし合わせてみたり、
つい自分も物語に参加して一言物申したくなるような、
その世界にどっぷり浸ることができ、audibleで小説はハマりそうだなと思っています。

本とaudibleどちらがいいか

何より本は自分のスピードで読めることがいちばんの利点ではないでしょうか。
一方、audibleは目を使わずに耳で物語を体感できるので、
例えば仕事で目を酷使している人は、本が読みたくても目がしょぼしょぼで。。
というときもaudibleを利用することで、話題作を味わうことが可能です。
私がaudibleで気に入っている点は、ウォーキングしながら、お風呂に入りながら、など、
何か他のことをしながらでも本を楽しめることです。
特に小説は、ラジオドラマのような楽しみ方ができることを今回発見しました。
ただ、ウォーキング中に集中しすぎると車や自転車など周囲に対する注意が疎かになってしまうので、
そこは気をつけたいと思っています。

まとめ

なかなか本を読む時間が取れなかったのですが、
ウォーキング+audibleという習慣ができ、今回このような素敵な小説を知ることができたことは
世界が広がった気持ちになりました。
物語を最後まで味わい、作家の方の強い想いを耳から感じ、またこの本を多くの書店員さんが
激推しするという現実世界が素敵だなと温かい気持ちになりました。
もし未読、未聴の方には、私からもオススメします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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