初出勤。これだけやれば大丈夫!

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UnsplashHunters Raceが撮影した写真
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正社員、派遣社員、パート、アルバイト、業務委託など、さまざまな業務形態での
就業経験があり、10箇所以上の職場を体験している筆者が、その後の就業をスムーズにするための
初出勤日前や当日にやるべきことを具体的にお伝えします!

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 職場への初めての出勤を控えている人

前日までに準備万端にしておこう

備えあれば憂いなし。
初めてのことは誰でも緊張します。
少しでも緊張を減らせるように準備できることはし尽くしましょう。
当たり前すぎることですが、初めてのことほど初心に返りましょう。
社会人ベテランの人ほど謙虚さを忘れずに。

当日に慌てないように前日までに以下を準備しておきましょう。
・初出勤日に着る服、靴、鞄(天気予報をチェックします)
・指示された持ち物(筆記用具、あれば指示された書類など)
・当日問題が発生した場合の連絡先
・自分が必要な持ち物(財布、スマホ、ハンカチなど)
・使う可能性があるもの(印鑑、イヤホン)
 ★印鑑は指示されていなければ不要かもしれませんが、セキュリティ関連等で宣誓書等に
  署名捺印する場合もあるので、念のため持っていきましょう
 ★初日は導入研修などで動画教材を視聴する可能性があるので、PCに接続できる
  ジャックがあるイヤホンがあると便利です

もし、初日の流れのレジュメなどを受け取っている場合は、予習して必要そうなツールがあれば
特に指示がなくても持っていきましょう。
(吹き出し)
筆者は、ある小売業での本社研修初日の日、切り貼りする作業があったので、
指示はありませんでしたが、小さなハサミとノリを持っていき、実際使用場面があり、
周囲にも貸すことができたりして、とても重宝しました。

時間に余裕を持って出社しよう

これも当たり前なのですが、初日の遅刻は御法度です。
天候や公共交通機関の運行状況に左右されますが、過分に余裕を持って出動しましょう。

乗る電車やバスの時間を調べておくことはもちろん、
行ったことがなければ、駅から目的地までの道順なども、ネット上でよいので可能な限り確認しておきましょう。

面接などで一度は行ったことがあるかもしれませんが、オンライン面接などのみで一度も実地へ
行ったことがない場合は、余裕があれば事前に実際に行ってみると尚安心です。
余裕があれば。

あいさつ、笑顔、元気な声!

子どもじゃないんだぞと怒られそうですが、第一印象は大切です。
迎える側もどんな人が来るのか、いい人がいいなと思っているので、
社会人としての挨拶、そして自然な笑顔、声もはっきり発声するほうがよいでしょう。
特に自己紹介の際の自分の名前は、言いなれている本人はペラリンと発生してしまいますが、
初めて聞く人は聞き取れない場合もあるので、少しゆっくり目に発音するくらいでよいでしょう。
ちょっとオーバーなくらい「いい人」を演出して大丈夫です。
愛される人を演じましょう。
本性を出す機会はこのあといくらでもあります。

初日に確認すること

これから出勤する場合、確認するべきことは
・職務エリアへの入り方
 社員証のようなものが必要な場合、取り扱い方も聞いておきましょう。
 よくエラーになって入れなくなることがあるので、そうなった場合の対処方法も聞いておきましょう。
・トイレの場所
 案内する側が案内を忘れがちなので、初日挨拶して1時間ほど経過してもトイレの場所が不明な場合は、
 遠慮なく聞きましょう
・緊急連絡や休む場合の連絡先
 メールなのか電話なのかSMSなのか社内ツールのチャットなのか、誰宛に連絡すればいいのか等、
 確認しておきましょう。

謙虚に、しかし卑屈にならずに

特に転職など社会人経験がある場合、
初出勤の転職先で、例えば明らかに自分より年下の人がメインで対応してくれた場合、
もしくはその人が直属上司だと言われた場合、「え」と思ってしまうことが
もしかするとあるかもしれない。
「俺の方が社会人経験長いのに」とか「こんなやつの下なのか」とか、思ってしまうかも
しれませんが、そこはぐっと堪えましょう。
社会人経験は長くてもこの職場では新人であることを肝に銘じ、
その職場にいる人はみんな先輩です。
謙虚に、敬語で、丁寧に接しましょう。
横柄な態度はダメですよ。

しかし、卑屈になることはありません。
これから一緒に仕事をする仲間なので、お互い尊重する気持ちで
よろしくお願いします、という気持ちを持っていきましょう。

子育て終了後にパートなどで社会復帰した場合も、自分の息子みたいな社員が偉そうにしていることは
普通にあります。
長く働くうちに打ち解けて砕けて話すこともあるかもしれませんが、
初日は謙虚に、丁寧に、接しましょう。
息子と同い年でも、彼は自分より長くこの職場で働いている先輩です。
それに最近の若い方々は自分達が若い頃より本当に優秀です。

初日に、例えばPCの操作方法などを説明されたとき、あなたは実はかなり詳しい人かもしれないときも
「あ、知ってます」などと遮らないようにしましょう。
もしかすると、その職場独自のルールがあるかもしれません。
説明は最後まで聞きましょう。

新人対応は不慣れな人が担当になる場合もあります。
その担当の人の方が緊張している可能性もあります。
その場合も、その人を傷つけないよう、初日のノルマが無事に完了するよう協力しましょう。
「この人はできる人だな、いい人だな」と思ってもらえれば、
その後の就労も快適になる可能性が高いでしょう。

リモートワークの場合

コロナ禍を経て、初日、もしくは2日目からフルリモートという職場もあるでしょう。
その場合、会社からの貸与PCがネットに繋がれば問題ないですが、こちら側か会社側の問題で
ネット接続できない場合も少なくありません。
その場合の連絡先と連絡方法を事前に確認しておきましょう。

リモートワークの場合は、社内コミュニケーションにTeamsやSlack、Google Chatなどのチャットツールを使うことが一般的です。
このチャットの使い方ルールも可能であれば初日に確認しておきましょう。

例えば、分からない時はこのグループで質問をする、もしくはこの人にピンで聞くなど。
職場によって、実務についてはこのグループ、職務専門はこのグループ、など分かれている場合もあります。
もしくは、新人は当分すべてこの人に直接聞いて、ということもあるかもしれません。
新人の場合はよく分からずにへんなチャットを投げてしまうことはよくあることで許容されると思いますが、
可能であれば、先輩の実務への影響を最小限に抑える配慮もしましょう。

また筆者の経験からチャットにも職場によりカルチャーがあると感じました。
例えば、絵文字を使う頻度。
仕事なので全く絵文字は使わないというような職場もあります。
絵文字はケースバイケースで、使い方によっては非常に効果的な場合もあると個人的には思っていますが、
初めは様子を見ながら、あまり絵文字は使わないようにしたほうがいいでしょう。

また、先輩方が砕けた文章や絵文字を乱発してても
あくまで仕事でのチャットなので、丁寧な文章を投げるように心がけましょう。
また短文であっても、それで意味がわかるかよく見直して投稿しましょう。
特にリモートで顔が見えない場合は、チャットで人柄が判断されてしまいます。
誠実な人であることが分かる文章を心がけましょう。
間違っても感情的な誰かを責めるような文章を投稿したりしないように。

まとめ

初日は初めてなので何も分からなくて当然です。
既存社員は新人が何が分からないのかが分からない場合も多いので、
「こんなこと聞いたらバカだと思われるかな」などと思わずに、
分からないことはどんどん質問しましょう。

それでも、初めての場所では出会いもあり、それはあなたにとって転機でもあります。
あなたの転機が素晴らしいものになりますよう、お祈りしています!

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