コロナ前の2019年以来、久しぶりの韓国。海外旅行も久しぶりで少し緊張しながらの出国でした。
今回は初めて韓国に行く娘と二人で、二泊三日で行ってきました。
ネットでいろいろ予習してから行ってきましたが、現地で実際どうだったのかリポートしたいと思います。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 久しぶりに韓国へ旅行に行こうと思っている人
- 初めて韓国旅行へ行く人
現地で便利だったアプリ
- Naver Map:地図アプリ。目的地までのルート検索とナビ
- コネスト地図:地図アプリ。Naver Mapでうまく検索できない場合の予備
- WOWPASS:電子マネーアプリ。このアプリがあれば自分のスマホで残高が確認可能
- Papago:翻訳アプリ。画像モードでメニューの解読も簡単
※これらのアプリを使うためにモバイルWi-Fiなどの通信環境が必要です!
Naver Map
現在地と目的地を入力し検索すると、候補のルートをいくつか出してくれます。韓国ではなぜかGoogle Mapがうまく動いてくれなくて、その代用としてこのNaver Mapが便利です。GPSで現在地がわかるので、地下鉄の乗り換えなどだけでなく、目的地まで徒歩で向かう時も道順が正しいかなどを確認でき、ちゃんと目的地にたどり着くことができます。
コネスト地図
ネットがうまくつながらない場合やNaver Mapでうまく検索できないときの2番手として入れておくと便利です。
WOWPASS
電子マネーのWOWPASSやTmoneyの残高を自分のスマホで確認できるのはすごく便利です。
Papago
テキスト、会話、画像のモードがあり、翻訳可能です。
お店の人に聞きたいことがある場合は、日本語で入力し、翻訳された韓国語を見せるとすぐに理解してくれて、スムーズなコミュニケーションが取れました。食事などでお店のメニューが韓国語表記しかない場合も、画像モードで翻訳するとすぐに何か解読できます。以前は、分からないなりにフィーリングで注文して何が出てくるかドキドキしてたのもまた楽しかったですが、ちゃんと理解して注文できるので安心感があります。
WOWPASS新規発行してみた
同行する娘が初韓国だったためTmoneyを持っておらず、近年出てきたWOWPASSはTmoney機能もあるとのことで、作ってみました。ついでに自分の分も作りました。
新規発行のための機械は、金浦空港では空港の建物ではなく、地下鉄側へ移動して改札の少し手前に3台ありました。人が群がっているのでわかりやすいと思います。
日本語で操作できるので、パスポートといくらかの日本円を準備して手早く発行しましょう!
Tmoneyは、より改札に近いところにチャージできる場所があるのでそこでチャージします。
※Tmoneyのチャージには韓国ウォンが必要です!
青瓦台は予約なしで見学できた
ユン大統領になって、一般公開された青瓦台。今回絶対行ってみたかったところです。
公開当初は、見学時間が決まっていたり予約が必要だったりなど、いろいろ制限がありそうでしたが、2023年11月時点では、予約なしでも見学可能でした。
今回の自分の場合は、9時からのオープン前に正門受付に行ったところ、予約がない方はこちらでと言われ予約なし列に並び、9時のオープンでカウンターでパスポートチェックをしてもらって、すぐ入場できました。
思ったより人が多く、外国人のツアーグループや地元の高校生など子どもたちの社会科見学のような団体も多かったです。
中は勾配がけっこうあるので、歩きやすい靴がおすすめです。
若者に人気の街・ソンスドンも見てきた
娘が絶対に行きたいと言っていたソンスドンも行ってきました。
Onionというカフェは混んでいたので座ることができませんでしたが、大林倉庫は広々としていてゆっくりカフェタイムを堪能することができました。
大林倉庫は通り沿いに大きな扉があるのですが、中が見えないので一度通り過ぎてしまいました。
でも勇気を出して大きな扉を開くと、中は圧巻の素敵な空間でした。
数十年ぶりにプリクラも撮ったり、セレクトショップと言われる店を見てみたり、娘がほしがったけっこうお高いバッグを買わされたり、若者世代が楽しいのはこういうところなのかと俯瞰しながら体験しました。
工事している店舗も多く、街はまだまだこれからなのかなという気もしました。
工事用車両か一般車なのか路上駐車も交通量も多いので、道路を歩くときは車に気をつけましょう。
観察した限りでは8割若者でしたが2割ほど私のような中高年もいて、大きなカメラで熱心に写真を撮っている方も少なくなかったです。
トコジラミは全く問題なかった
にわかに危機感が増していたトコジラミ問題に対処するため、新聞紙やスーツケースを入れる大きなビニール袋、虫除けスプレーを持参して韓国に入国しました。
宿泊ホテルはややランクが高めのホテルをチョイスしたので大丈夫だろうと思いつつ、高級ホテルも例外ではないという話も聞くので、過敏になりすぎない程度に準備したつもりです。
いちおう初日に部屋に入ったとき、娘が部屋中に虫除けスプレーを撒きまくり、スーツケースは床に直には置かず、新聞紙の上に置き、開けっぱなしにもしないようにしました。また、閉じた状態でさらにビニール袋で包むようにしました。
その後、だんだんとおおらかになってしまい、開けっぱなし状態もありましたが、特に悩まされることもなく無事に帰宅し、帰宅後も問題ありません。
韓国のテレビニュースでもトコジラミについて時々トピックとして取り上げられてましたが、そこまで大ごとではなさそうに感じました。
円は韓国でも弱くなっていたけど明洞は相変わらず優しい価格
円安進行は海外旅行にはキツいですが、韓国でもやはり円は弱いと実感しました。まぁ、でもそんなことを気にしすぎたら楽しめないので、今はそういう時期なのだと理解して過ごしました。
ただ、明洞のお店たちは割引やおまけなども相変わらずあり、外国人を歓迎してくれるムードがありました。
夜にかけても露店がたくさん出ており、本当に多国籍の人々が大勢いてとてもにぎやかでした。
街はクリスマスシーズンが始まっていて、可愛らしいオブジェや大きなツリーがいたるところにあり、ディズニーランドのような華やかな雰囲気で、地元の若者たちと思われる人々も並びながら写真を撮っていました。
観光客が多国籍になっていた
私が初めて韓国に行ったときは、まさに日本で韓流ブームとなっていた時期で、明洞も日本人が多く、お店の人も日本語で一生懸命商売をしていた感じでした。その数年後は中国人が大半を占めており、そしてお店も中国語が大勢を占め、さらにベトナムなどアジアの若い女性が多いなと感じました。
今回2023年に訪れて驚いたのは、外国人の多さとその人種の多様さです。特に夜の明洞と昼の景福宮は実に多様性にあふれていました。景福宮では、様々な国から来た多くの人々が、若者だけでなく高齢の方もレンタルの韓服に身を包み、思い思いに写真を取り合っていて、それは本当に楽しそうな光景でした。人の数もすごいのですが、景福宮は広大なのでそんなに混雑は感じませんでした。皆さん、とても韓国の文化に親しみを感じているのがよく分かりました。
やはり、BTSを筆頭にNetflixなどの動画配信による韓国エンタメによる韓国文化に好感を持つ人々が増殖しているのではと感じました。韓服を来てみたいと思うのは、きっと韓国エンタメの時代劇を見てだと思うし、ドラマや映画での飲食シーンは「食べてみたい」と思わせる効果がとても高いです。役者さんはきれいな食べ方ではないのに、本当においしそうに食べますよね。
あの楽しそうな雰囲気を求めて訪れる人も多いのかなと思いました。
トイレ注意事項
おまけとして、韓国のトイレは紙を流さず個室に備え付けのごみ箱に入れるケースが多いのは、すでに多くの方が知っているかと思います。が、今回訪れた韓国で利用した駅のトイレで、個室の中にトイレットペーパーがなく、個室に入る前にトイレットペーパーを適量取ってから個室に入る、というトイレがあったので共有いたします。
今だけなのかもしれませんが、トイレットペーパーの供給が不足しているとのことで、個室に入る前にここで取ってから用を足してという貼り紙がありました。でもハングルが読めないとそのままスッと空いてる個室に入ってしまうことは多いです。今回我々もそんなことは知らずに入ってしまい、私はたまたま持っていたティッシュペーパーで事なきを得、手ぶらで入った娘からはLINEでペーパー取ってというメッセージを受けて、私が外から渡しました。一人だったら万事休す。
ホテルや空港などのトイレはほとんど安心して利用できますが、カフェなど街中のトイレはペーパーが詰まって流れないなどの不安はまだまだあるなぁと感じました。
まとめ
娘は初めて、私は久々ということで、二人ともちょっとドキドキしながらの訪韓でしたが、変わらぬ活気と、変わりつつある風景とを見ることができました。毎度のことですが、欲張って予定をもりもりにしてしまったので、今回もとても疲れてしまいました。もういい歳なので、落ち着いたゆとりのある旅行をしたいなと今回も反省しております。とは言え、食べたいもの見たいもの、行きたいところなど盛りだくさんなので、また韓国に行ってみたいと思ってます。次はソウルでなく地方のほうにも行ってみようと思ってます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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